PayPayカードを徹底解説!一般カードとゴールドカードの違いは?【2024年最新】
更新日:2024/07/20
オンライン決済サービス「PayPay」を利用している方は多いと思いますが、その名前が付いたクレジットカードが「PayPayカード」です。
ソフトバンクやPayPay証券でのポイント還元が特徴のカードで、ゴールドカードの還元率が1.5% というのも人気の理由です。
今回は、PayPayカードの基本情報や、一般カードとゴールドカードの違いについて解説しています。
PayPayカードとは
PayPayカードは、「PayPayカード株式会社」が発行しているクレジットカードです。「PayPayカード(一般カード)」と「PayPayカード ゴールド」の2種類のカードが発行されています。
Yagoo!ショッピングやLOHACOでの利用でポイント還元率がアップするなど、ショッピングでもお得に利用することができます。
PayPayカード
年会費無料でポイント還元率1.0%。さらにYahoo!ショッピングで5.0%還元も
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 1.0%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 年会費永年無料で1.0%のポイント還元率
- Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5.0%のポイント還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- Visa、Mastercard、JCBでそれぞれ各1枚まで発行が可能
PayPayカード ゴールド
通常還元率1.5%!さらにソフトバンクスマホ料金の支払いで10.0%還元!
- 年会費
- 11,000円
- 還元率
- 1.5%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 通常のポイント還元率が1.5%と高め
- ソフトバンクの携帯電話、インターネット料金の支払いに利用すると10.0%の還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- 一般カードも複数ブランド発行可能
PayPayカードのメリットは?
PayPayカード ゴールドならポイント還元率が1.5%
PayPayカード ゴールドは、通常利用分のポイント還元率が1.5% に設定されていて、他のクレジットカードと比べても高い還元率を誇っています。
似ているカードにdカード GOLDや、au PAY ゴールドカードがありますが、それらのカードの還元率は1.0%なので、それらと比べてもPayPayカード ゴールドはお得と言えるでしょう。
PayPayカード ゴールドならソフトバンクの携帯電話やインターネット料金の支払いで最大10.0%還元
PayPayカード ゴールドをソフトバンクの携帯電話、インターネット料金の支払いに利用することで、支払金額の最大10.0%がポイント還元されます。
PayPayカード | PayPayカード ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000 円 |
ソフトバンク料金のクレカ支払いでのポイント還元率 | 1.0% | 10.0% |
ワイモバイル料金のクレカ支払いでのポイント還元率 | 1.0% | 3.0% |
例えば、ソフトバンクの携帯電話やインターネットの料金を毎月11,000円(税込)支払っていると仮定すると、1年間で12,000ポイント貯まる計算になります。
PayPayカード ゴールドの年会費が11,000円なので、このポイント還元だけで年会費を回収できる計算となります。
PayPayカードとPayPayカード ゴールドの違いは?
年会費無料の「PayPayカード」と年会費11,000円の「PayPayカード ゴールド」の違いは、下記のとおりです。
- 年会費の違い
- 基本還元率の違い
- ソフトバンク・ワイモバイル利用料金の還元率の違い
- PayPayクレジット利用での特典の違い
- 無料空港ラウンジ利用違い
- 保険内容の違い
- LYPプレミアムの違い
PayPayカード | PayPayカード ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円 |
国際ブランド | Visa, Mastercard, JCB | Visa, Mastercard, JCB |
家族カード | 無料(最大10枚) | 無料(最大3枚) |
ETCカード | 550円/1枚(最大5枚) | 無料(最大5枚) |
基本還元率 | 1.0% | 1.5% |
ソフトバンク料金支払いでの還元率 | 3.0% | 10.0% |
ワイモバイル料金支払での還元率 | 1.0% | 3.0% |
PayPayクレジットでの特典 | - | +0.5% |
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用特典 | +3.0% | +5.0% |
PayPay証券でのクレジットカード積立還元 | 0.7% | 0.7% |
空港ラウンジ | - | 国内・ハワイの主要ラウンジが無料で利用可能 |
海外旅行傷害保険 | - | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | - | 最高5,000万円 |
ショッピングガード保険 | - | 300万円 |
LYPプレミアム | - | 全特典が使い放題 |
PayPayカード ゴールドはこんな人におすすめ
- ソフトバンクの携帯電話やインターネットを利用している人
- クレジットカードの還元率を高めたい人
- Yahoo!ショッピング・LOHACOを頻繁に利用する人
- PayPay証券のクレジットカード積立をお得に利用したい人
PayPayカード ゴールドの最大の魅力は、ソフトバンクの携帯電話やインターネット料金の支払いで最大10.0%のポイント還元を利用できることです。他社の携帯電話やインターネットを利用している方は、各社が発行しているクレジットカードを利用する方がお得になるかもしれません。
ただし、基本還元率が1.5% という点は非常に魅力的で、クレジットカードの利用額が多い方には魅力的です。
Yahoo!ショッピング・LOHACOでは他社のクレジットカードを利用する場合と比べて5.0%分お得になるので、よく利用する方はそのメリットを享受できるでしょう。
PayPayカード ゴールド
通常還元率1.5%!さらにソフトバンクスマホ料金の支払いで10.0%還元!
- 年会費
- 11,000円
- 還元率
- 1.5%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 通常のポイント還元率が1.5%と高め
- ソフトバンクの携帯電話、インターネット料金の支払いに利用すると10.0%の還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- 一般カードも複数ブランド発行可能
PayPayカード(一般カード)はこんな人におすすめ
- PayPay証券のクレジットカード積立をお得に利用したい人
- Yahoo!ショッピング・LOHACOを頻繁に利用する人
一般カードのPayPayカードは、PayPayカード ゴールドと比べると特典はバリューダウンしてしまいますが、年会費が無料なので気軽に保有することができます。
PayPay証券でのクレジットカード積立で0.7%還元、Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用で+3.0%還元など、PayPayカードならではの特典も用意されているので、これらのサービスを頻繁に利用するけど、年会費は支払いたくないという方におすすめです。
PayPayカード
年会費無料でポイント還元率1.0%。さらにYahoo!ショッピングで5.0%還元も
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 1.0%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 年会費永年無料で1.0%のポイント還元率
- Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5.0%のポイント還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- Visa、Mastercard、JCBでそれぞれ各1枚まで発行が可能
PayPayカードの注意点
PayPayカード ゴールドの空港ラウンジ特典が同伴者は有料
PayPayカード ゴールドには空港ラウンジ無料利用特典が付いていますが、実は同伴者の空港ラウンジ利用は有料になります。
そのため、2人で空港ラウンジを利用する場合には、2人目も空港ラウンジ特典付きのカードを持っていないと無料で利用することはできません。
他にも空港ラウンジ無料利用の特典付きカードを保有している場合には問題ありませんが、この特典が目当てでPayPayカード ゴールドを発行する場合には注意しましょう。
PayPayカードが「Google Pay」に対応!
2024年7月17日、PayPayカードを発行する「PayPayカード株式会社」より、「PayPayカード」、「PayPayカード ゴールド」が「Google Pay」に対応したことを発表しました。これによって、これまでiOSしか利用できなかったPayPayカードのスマホのタッチ決済がAndroidのスマートフォンでも利用できるようになりました。
スマートフォンに限らず、キャッシュレス決済に対応しているWear OSのスマートウォッチでもタッチ決済が可能です。
現時点では、「Visa」「Mastercard」ブランドが対応となっていて、「JCB」ブランドのカードは対応開始時期は未定であるものの、今後対応する予定とのこと。MastercardブランドでGoogle Payに対応するものは、国内では住信SBIネットのデビットカードのみとなっており、PayPayカードは2番目の対応となりました。
Google Payに対応しているクレジットカードは、「三井住友カード」や「エポスカード」など種類が限られており、今回の「PayPayカード」の追加で選択肢の幅が広がりました。