【2024年9月】Wear OSでタッチ決済対応のクレジットカードまとめ
更新日:2024/09/03
Wear OSとは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのOSのことで主にAndroidと連携可能なクレジットカードに搭載されています。
機種によってGoogle Payのタッチ決済に対応していますが、Google PayやWear OSでの支払いに対応していないクレジットカードも多く、利用したい場合は対応カードを発行する必要があります。
今回は、2024年9月最新の「Wear OS」でのタッチ決済に対応しているクレジットカードをご紹介したいと思います。
Wear OSとは
Wear OSとは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのオペレーティングシステムのことで、Androidと連携して利用できるスマートウォッチの一部に搭載されています。
搭載されているスマートウォッチには、例えば下記のようなブランドがあります。
- Pixel Watch
- HUAWEI BAND
- GARMIN
- Galaxy Watch
- Fitbit
- TicWatch
上記のブランドのスマートウォッチの中でも、Wear OSを搭載していないモデルも販売されているので、購入時には確認しましょう。
Wear OSでGoogle Payを利用する
Wear OS搭載デバイスであれば、一定の条件を満たしているとGoogle Payを使ったスマートウォッチでのタッチ決済が可能となります。
ただし、Apple Watchのようにスマホでタッチ決済が利用可能なクレジットカードであれば利用できるというわけではなく、まだ一部のカードしか利用することができません。
Wear OSでタッチ決済が使えるクレジットカード
2024年9月現在、Wear OSでタッチ決済が利用可能なクレジットカードは下記の2種類です。
クレジットカード | 国際ブランド |
---|---|
エポスカード | Visa |
PayPayカード | Visa、Mastercard |
Google Payの公式サイトを確認すると上記以外にも名前が掲載されていますが、いずれもプリペイドカードやデビットカードとなっており、クレジットカードとしてWear OSでタッチ決済が可能なカードは、上記のクレジットカードのみとなります。
1. エポスカード
エポスカード
マルコとマルオの10%OFF期間中はマルイやモディでのお買い物で10.0%還元
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 0.5%
- ブランド
- Visa
- マルコとマルオの10%OFF期間中はマルイやモディでのお買い物で10.0%還元
- 一定の利用でゴールドカード年会費永年無料の招待を獲得
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能
エポスカードはマルイやモディでお得に使えるクレジットカードです。クレジットカードの中では国内では最も早くWear OSでのタッチ決済に対応しています。
招待や紹介からの入会、もしくは発行後に年間50万円以上の利用でゴールドカードでも年会費が無料となるお得なクレジットカードです。
エポスゴールドカード
条件達成で年会費が永年無料になるゴールドカード
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 0.5%
- ブランド
- Visa
- 条件達成で年会費が永年無料に
- 年間100万円の利用で10,000ポイント獲得
- マルコとマルオの10%OFF期間中はマルイやモディでのお買い物で10.0%還元
- 国内主要空港・ハワイの空港ラウンジが無料で利用可能
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能
2. PayPayカード
PayPayカード
年会費無料でポイント還元率1.0%。さらにYahoo!ショッピングで5.0%還元も
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 1.0%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 年会費永年無料で1.0%のポイント還元率
- Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5.0%のポイント還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- Visa、Mastercard、JCBでそれぞれ各1枚まで発行が可能
PayPayカードは2024年7月にGoogle Payでのタッチ決済が可能となりました。国内ではMastercardでGoogle Payが利用できる初めてのクレジットカードとなっています。
PayPayカードゴールドは、通常還元率1.5% と還元率も高く、またソフトバンクのスマホやインターネット料金の支払いで10%ポイント還元されるなど、特典もなかなか魅力的です。
PayPayカード ゴールド
通常還元率1.5%!さらにソフトバンクスマホ料金の支払いで10.0%還元!
- 年会費
- 11,000円
- 還元率
- 1.5%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 通常のポイント還元率が1.5%と高め
- ソフトバンクの携帯電話、インターネット料金の支払いに利用すると10.0%の還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- 一般カードも複数ブランド発行可能
PayPayカードでのGoogle Payへの設定方法は下記のページでご確認ください。
Google Payでは使えるがWear OS未対応のクレジットカード
三井住友カード(Visa)
三井住友カード NL
セブンイレブン、ローソン、ガストなどの対象店で7%還元。SBI証券での積立でポイント還元も。
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 0.5%
- ブランド
- VisaMastercard
- 対象のコンビニやレストランでスマホのタッチ決済を使えば7%還元
- SBI証券でのクレジットカード積立で最大0.5%のポイント還元
三井住友カードのVisaブランドのクレジットカードは、AndroidスマホでGoogle Payのタッチ決済に対応していますが、Wear OSでのタッチ決済には未対応となっています。
すでにスマホのタッチ決済には対応しているので、他のクレジットカードと比べると今後Wear OSでのタッチ決済に対応する可能性は高いかもしれません。
また、Wear OSでクレジットカードのタッチ決済には対応していませんが、「iD」での支払いは可能です。
Wear OSでiDやQUICPayが利用可能なクレジットカード
「クレジットカードのタッチ決済」が利用できるクレジットカードは上記でご紹介したものに限定されていますが、Wear OSで「iD」や「QUICPay」が利用可能なクレジットカードの場合はさらに選択肢が広がります。
「Wear OS」で iDが利用可能なクレジットカードはこちら
- 三井住友カード
- ライフカード
「Wear OS」でQUICPayが利用可能なクレジットカードはこちら
- JCBカード
- セゾンカード
- 楽天カード(Visa、Mastercard、JCB)
- JACCSカード
- ゆめカード
- UCSカード
- ACマスターカード
- アプラスカード
今後対応カードは増えてくると思われますが、現在は上記のクレジットカードのみ対象となっています。
2024年9月: Google PayがついにJCBのタッチ決済に対応か
2024年9月、Googleシステムアップデートにて下記の記述が登場しました。
日本で JCB の非接触型決済を使用できるようになります。
これにより、近日中にJCBのタッチ決済をGoogle Payから利用できるようになると見られています。
Google PayでJCBのタッチ決済が利用可能になると見られているカードは、現時点ではPayPayカードのみとなっています。
PayPayカード
PayPayカードは、以前のリリースでJCBのタッチ決済を利用可能予定という情報が公開されており、近日中にリリースされるAndroidでのJCBのタッチ決済のタイミングで利用できるようになると見られています。
ただし、リリース時にWear OSでのタッチ決済に利用可能かどうかは、現時点では分かっていません。
PayPayカード
年会費無料でポイント還元率1.0%。さらにYahoo!ショッピングで5.0%還元も
- 年会費
- 無料
- 還元率
- 1.0%
- ブランド
- VisaMastercardJCB
- 年会費永年無料で1.0%のポイント還元率
- Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用で最大5.0%のポイント還元
- Google Payのタッチ決済に対応しており、Wear OSでも利用可能(Visa、Mastercard)
- Visa、Mastercard、JCBでそれぞれ各1枚まで発行が可能
クレジットカードの「タッチ決済」と「iD/QUICPay」との違い
クレジットカードの「タッチ決済」と「iD/QUCIPay」での支払いは一見すると特に違いは無さそうに思えますが、ポイント還元率や利用可能店舗、家計簿アプリとの連携時などにいくつかの違いがあります。
カードによってキャンペーン適用外になるケースも
例えば三井住友カードでは、スマホのタッチ決済で対象のコンビニやレストランで7%ポイント還元となるキャンペーンが展開されていますが、iDで支払った場合はキャンペーンの対象外となります。
逆にiDやQUICPayで支払った方が還元率が高くなるケースもあるため、「タッチ決済」も「iD/QUCIPay」もどちらも利用できるクレジットカードの方がお得に利用できます。
対応店舗の違い
店舗によって、「タッチ決済」のみ対応だったり、「iD/QUICPay」のみ対応だったりするケースがあります。どちらも対応していればいずれかの支払い方法で決済が行えますが、片方しか対応していないと支払いができないことが起こりやすくなります。
特に海外ではiDやQUICPayは基本的に利用できないので、Wear OSのタッチ決済に対応していないクレジットカードの場合はスマートウォッチでの支払いができなくなってしまいます。
海外でWear OSのタッチ決済を利用したい場合は、VisaやMastercardのタッチ決済に対応しているクレジットカードを選択するようにしましょう。
QUCIPayは家計簿アプリで明細が表示されない
QUICPayで支払った場合には、マネーフォワードMEなどの家計簿アプリで取得時に利用明細の店舗名が表示されないため「クイックペイプラス」のような形で表示されます。
自動連携で支出を管理している場合、明細に店舗名まで表示されないと後から確認した際にどこで利用したのかが分からなくなってしまいます。
クレジットカードと自動連携の家計簿アプリを利用している人も、Wear OSで「クレジットカードのタッチ決済」を利用すれば正しく表示されて管理しやすくなります。